理念

 

ビック・リボーン・エステートは

地元の“ちょっと頼れる不動産屋”です

元・大手ハウスメーカーと仲介会社で29年働いた私が、
「もっと身近に、もっと正直に」をモットーに
地元で一人ではじめた不動産会社です。

 

 私の誕生日は、6月28日。

実はイーロン・マスクと、ジャン=ジャック・ルソーと同じ日なんです。
もちろん、私の野望は宇宙や革命じゃありません。

でも――このまちで、この時代に、
“人の心と暮らし”をもう一度再生させたい。
そんな思いで、今日もこの仕事をしています。

 

株式会社ビック・リボーン・エステート

代表取締役 澤井 大

 

 

代表ごあいさつ

「信義に生き、まちに仕える」

私は昭和44年、東南アジア・ラオスの首都ビエンチャンで生まれました。 東京・神田生まれの父は

外務省の職員として、ラオスの隣国のベトナムが戦争の最中に現地へ赴任しており、

青森県北津軽郡出身の母も共にこの地に渡っていました。

混乱の続く東南アジアの只中で、私は命を授かったのです。 この国際的な環境の中で生まれ

育ったことは、 「人がどう生きるか」「まちはどう人を包むのか」――そんな問いを自然と

心に芽生えさせました。

 

その後も父の転勤、また2歳年上の兄が青年海外協力隊として活動していた影響もあり、

私は以下の国々を実地に訪れ、暮らし、あるいは深く関わる機会に恵まれました。

インドネシア共和国、大韓民国、ベトナム社会主義共和国、タイ王国、 グレートブリテンおよび

北アイルランド連合王国(スコットランド・ウェールズ含む)、フランス共和国、インド共和国、

サモア独立国、フィジー共和国、北マリアナ諸島(米国自治領)

それぞれの国で見た街の表情、人々の暮らしぶりは、私の中に深く刻まれています。

多様な都市や文化、人々の営みに触れる機会に恵まれました。

それぞれの国の街並み、建物、空気、人々の暮らしに接するうちに、 私は「都市」や「暮らし」

に強く惹かれるようになりました。

街の風景は、その地域の価値観や文化の表現であり、 建物や広場は、人々の人生を彩る舞台装置で

ある―― そう感じるようになったのです。

 

平成5年、日本大学法学部を卒業後、私は不動産・建築の世界に入りました。 注文住宅から始まり、

売買仲介、土地活用、診療所建築、アパート、商業施設、賃貸管理、リフォームなど、

29年にわたり、木下工務店・大和ハウス工業・三井のリハウス・三井ホームといった

大手企業の第一線で幅広い経験を積んできました。

 

お客様の夢や悩み、人生の転機に立ち会う日々は、私にとって学びの連続でした。

その一方で、大手という看板のもとに利益を最優先とする日々に、 「本当にこのままでいいのか」

という迷いも生まれていました。

そして23年間勤務した三井ホームでは、一度も部下を持つことなく現場の最前線で働き続けました。 自分の意見より組織の論理が優先されるなかで、私は少しずつ、自分らしさを押し殺して

生きるようになっていたのです。

そんなとき、父の他界とともに受け取ったささやかな遺産が、 私の背中を静かに押してくれました。

 

「そろそろ、自分の信じる仕事をしよう。」

 

私は決意し、この地域に根ざした不動産・建築の事業を立ち上げました。

社名の「ビック・リボーン・エステート」には、私自身の想いを込めています。 「ビック」は

自分の名前“澤井 大”の「大」に由来し、 「リボーン」は“生まれ変わる”という意味です。

これは、23年間 “自分を無くして働いていた” 自分自身が、 今ここで“生き返る”という、

私自身への宣言でもあります。

また、空き家となったご実家や、法規制のために建て替えができず放置されている土地を、

再び息を吹き込むような形で生まれ変わらせる。
そんな挑戦への思いも、この社名に込めています。

 

地元密着。土地も建物も、まるごと相談できる不動産屋です。 私は、土地と建物の両方に

精通している、数少ないタイプの不動産屋です。 新築だけでなく、中古住宅・再建築不可・空き家・相続物件まで、 お客様の課題に対して、技術的にも法的にもバランスの取れた解決策を

ご提案できます。

何より大切にしているのは、「売る」ことではなく、まず「聴く」こと。

ご家族の背景、気持ち、未来の計画まで丁寧に伺いながら、 その方にとって

「本当に後悔のない選択」をご一緒に考えていきます。

 

東葛エリアには、相続で引き継いだ空き家や、再建築ができない土地を抱え、

「どうしたらいいか分からない」と悩んでいる方が少なくありません。

私自身、そうしたご相談を数多く受けてきました。 売る・活かす・残す──

どの選択が最善か、ご一緒に考えてまいります。

 

不動産とは“魂”である

不動産は単なる資産ではありません。 そこには、人々の記憶があり、家族の誇りがあり、

生き方そのものが宿っています。 だからこそ、扱う者にも“魂”がなければならないと、

私は思うのです。

 

地域に暮らす皆さまの声に静かに耳を傾け、 「信義に生き、まちに仕える」という信条のもと、

誠実に、正しく、丁寧に、一つひとつの仕事に向き合ってまいります。

 

最後に――父の生き方から受け継いだもの

父は昭和11年、東京・神田に生まれました。

幼少期に東京大空襲を経験し、命からがら生き延びたことを、生涯忘れずにいました。

「生き残った自分は亡くなった方の分も頑張らないといけない」 そう静かに語った父の言葉には、深い覚悟と祈りのようなものが込められていた気がします。

 

私もまた、日本人の根底にある「誠実・信頼・責任」という価値観を、 この時代にふさわしいかたちで受け継ぎ、次の世代へとつなげていく。 それが、私に託された使命だと信じています。

これからも、小さな声に耳を澄まし、 一つひとつ、魂のこもった仕事を積み重ねてまいります。

 

代表略歴(抜粋)

昭和44年(1969年)ラオス・ビエンチャン生まれ

日本大学法学部 卒業

木下工務店、大和ハウス、三井のリハウス、三井ホーム(23年)にて通算29年勤務

不動産売買、賃貸管理、注文住宅、リフォーム、診療所・アパート・商業建築など

土地と建物に関するあらゆる分野に精通