古い家を相続したけど、
道が狭くて建て替えができない——
不動産会社に相談したら「売るのは難しい」と断られた——
そんな「再建築不可」の物件にお困りの方へ。
私は、大手住宅会社で23年間、住宅の建築・土地調査・再開発業務などに携わり、
今は地元密着で、再建築不可を含む“ワケあり不動産”の売却・活用に力を入れています。
実はこの分野、経験がない業者に当たると
「できません」で終わってしまうことが多いのが実情です。
ですが、工夫次第で再建築不可でも
売却・賃貸・土地活用など複数の出口戦略があります。
たとえば:
隣地とセットで売る/交渉するスキーム
収益物件として活かすルートの紹介
古家付きのまま売る方法/解体せずに資産として残す方法
空き家対策特別措置法への対応や将来的リスクの整理
誰に相談するかで結果が変わるのが、
この「再建築不可」のような難しい不動産です。
放置すると税金や倒壊リスク、近隣トラブルに発展することもあります。
まずは状況だけでも聞かせてください。
地元の顔が見える不動産屋として、きっとお役に立てると思います。
「再建築できないと言われて困っている」「昔の家をどうすればいいか分からない」
そんな物件でも、経験豊富な担当者が丁寧に対応いたします。どうぞ一度ご相談ください。
親から相続した家が再建築不可だと分かって困っている
古くて住めないのに、建て替えができないと言われた
不動産会社に「売れません」と断られた
空き家のまま数年放置している
固定資産税だけ払い続けている
再建築不可とは「現在の建物はあるが、建て替えができない状態の土地」です。
主な理由は「接道義務を満たしていない」「私道に囲まれている」「建築基準法の制限」など。
一見すると売れないように思えますが、条件整理や買取ルート次第で売却可能です。
当社でできること
● 接道状況・法規制の整理
● 役所調査・建築可能性の診断
● 隣地との交渉・通行承諾取得
● 投資家向け買取ルートの紹介
● 老朽空き家の解体・処分支援
解決事例
事例紹介①松戸市古ヶ崎
▶ 「建て替え不可」の土地が、「建築可能」に生まれ変わるまで
【事例】千葉県松戸市|接道義務を満たさない“旗状地”の再生
この土地は、いわゆる“旗状地”と呼ばれる形状。
道路から細い通路を通って、奥に敷地が広がっているタイプです。問題は、その通路部分の幅が2メートルに満たないこと。
これは建築基準法上の接道義務を満たしておらず、新築・建て替えができない再建築不可物件でした。
■ 解決策:通路を広げるために、手前の土地ごと動かす
この状況を打破するには、通路部分の幅を2m以上に広げる必要があります。
私はすぐに、通路の隣に建つ手前の家の所有者に連絡を取りました。幸い、その方はご高齢の一人暮らしで、施設入所を検討中とのこと。
根気よく通い信頼を得て、弊社でその土地を買取することに合意いただきました。
■ 結果:通路の幅を2m以上確保、再建築可能な土地へ変身
買取した手前の土地は、建物が敷地のギリギリに建っておらず、
一部を通路として差し出すことで、2m以上の接道幅が確保可能に。これにより、もともと建て替えが不可能だった旗状地が、
法的にも建築可能な宅地として再評価されることになりました。
■ 最終的な効果:依頼者の土地を高く買い取ることが可能に
再建築不可のままでは資産価値が大きく下がってしまい、いわゆる二束三文での取引となります。
「建て替え可能」に変わったことで、当初の依頼者から土地を高値で買取ることができました。土地の形や法律上の制限に諦めず、“活かすための道筋”を作るのも私の仕事です。
■ ビック・リボーン・エステートの考え
こうした再建築不可物件は、普通の不動産屋では“扱いづらい”とされて放置されがちです。
でも、本当に大事なのは「その土地に道をつけられるか」を考え抜くこと。
- 権利関係の調整
- 所有者への交渉
- 物理的な敷地構成の見極め
こうした複数の要素を“その場で判断して、その場で動ける”ことがプロとしての差だと私は考えています。
事例紹介➁柏市逆井
建物そのものはまだ使える状態でしたが、正直「そのままでは売れない」と感じました。
■ 見抜いた“2つのマイナスポイント”
① 外壁の色が“平成感”丸出し
建物は建築当時流行していた濃いグレーの外壁。
ただ今の感覚だと、グレーは暗く・重たく・古く見えやすい。
その印象を払拭するため、薄い上品なクリームイエロー系の明るい外壁色、屋根をカビの生えたうす汚い黒色からチョコレートブラウンに塗装し直しました。
→ 近所の方から「新築みたい」「雰囲気が明るくなった」と大好評。② 敷地内に駐車場がなかった
実際には隣地を利用していたため、買主から見れば「駐車スペースがない物件」。
洗濯物干し場として使っていた部分の塀を取り払い、駐車場1台分を新設しました。
→ 実際の見学時に「車が置けるなら買うことを検討したい」という声に直結。
■ 改修費用は最小限、印象効果は最大
どちらの改修も通常であれば大きな費用が掛かりますが、それぞれの専門業者に個別に契約して発注、弊社は再販事業においては工事では利益をいただかない方針(本業の仲介や再販で利益を出す)の為、費用も比較的抑えめ。
販売価格を抑えるため、結果的に売りやすさにつながります。
■ ビック・リボーン・エステートの判断基準
- どこが「買主の引っかかり」になるかを先読み
- 何を変えれば印象がガラッと変わるかを瞬時に選定
- 直すべきところだけ直し、余計な出費はさせない
これはただのリフォームではありません。
売却戦略に基づいた「投資対効果の最適化」です。
事例紹介➂松戸市松戸新田
▶ 売れるかどうかを左右するのは「建物」じゃなく「権利」だった
【事例】千葉県松戸市・松戸新田|私道に接する戸建て土地の売却支援
この物件は、見た目や立地の条件は悪くなかったものの、
“土地の権利関係”に問題を抱えていたため、普通に売ろうとすると大きなネックがありました。
■ 課題:接道部分の所有権が、他人名義のままになっていた
建物が建っている本地の所有者は明確でしたが、
その敷地に接する道路部分(私道)の所有権が他人名義になっていたのです。以前は同じ人が土地も道路も持っていたのですが、
本地だけが先に売却され、道路部分だけが宙に浮いた状態になっていたため、
法律上は「通行できる」としても、
実務上は「他人の土地を通らないと自宅に入れない」という印象を与えることになっていました。
■ 対応:道路の所有者に私が直接交渉
このままでは将来的な資産価値にも影響があると判断し、
私が道路部分の所有者に直接出向いて交渉。
譲渡の意向と条件を調整し、
最終的に道路部分も含めて一体で売却できるように整えました。
■ 結果:買主側の安心感が大幅アップ
道路部分もセットで購入できることにより、
- 「将来、誰かに通行を拒否されるかも」というリスクが解消
- 「この物件はちゃんと“自分の土地として”完結している」という安心感
- 境界の不安も消え、建て替えなどの自由度も確保
→ 最終的に、希望価格でスムーズに成約となりました。
■ ビック・リボーン・エステートの考え
不動産は、「見た目が良ければ売れる」わけではありません。
特に土地付き物件では、目に見えない権利の構造が“売れるかどうか”を決めることがあります。このような調整は、知識だけではなく、
現場での対応力・交渉力がなければ前に進みません。
元ハウスメーカー時代に、複雑な土地調整や地主交渉を多数経験してきたことが、
いま現場で活きています。
よくある質問
Q. 売れないと言われた土地でも本当に売れる?
→ 条件次第ですが、実際に多数の売却事例があります。Q. 見に来てもらうだけでも大丈夫?
→ 現地調査・査定・相談までは無料です。まずはご相談ください。Q. 相続登記が終わっていませんが大丈夫?
→ 司法書士との連携でサポート可能です。売却前に整理しましょう。